2014年9月10日水曜日

またも登坂、なんで?ばかなの?和田峠

ども

9月早朝はもう寒いですね

うっかりTシャツだともう寒すぎる・・・


で、今回はですね

タイトル通りなんですが

和田峠(表)へまたもや行ってきました

去年かな?最初に行ったのは

695だし、まぁ、登れるだろうみたいな軽い気持ちで行ったら、もう、壁登ってる感じでしたね

下山してくるおばちゃんには笑われるし、なんだここって感じ

そんなこんなで、なぜまた行くのかって?

それは26日に4人で走ることができそうなので、少し身体に芯を入れておこうかなって思ったんです

誘ったのはTS

えー、和田ですか?自分はちょっと・・・

みたいなことを言ってたんですけども

まぁまぁ、東京に住んでるロード乗りは一度は行かないと認められないらしいよ?

と、いう意味のわからない理屈で押し切り、登坂となりました

天気は雨のち曇り

集合はいつものY店

新調したサドルのポジションがイマイチらしく、調整します

サドルポジションって本当に難しいですよね・・・

そこから八王子方面まではゆるゆると走ります

途中の八王子で知らないおじいちゃんに話かけられ



じいちゃん 「これ、すごいなぁ!どこの国だ?イタリア?そうだよなぁ!塗りが違うもんなぁ!!素材はチタンか?カーボンなのか!飛行機の翼と同じだな!!!うぁーー軽いなぁ!!!!でも、あれだぞ、塗りは美しくても女の人の化粧にはだまされるなよ!50の質問をしてから決めるんだぞ!」

と、なぜかM10の塗りの厚みから女性の化粧に絡めてくる84歳のじいちゃん

謎すぎた

勉強させてもらったことにお礼を言い、高尾方面へ

最後の補給場所、ファミマで休憩



そこから、緩い坂を登って行きます

多摩サイから1本目の軽い登り

TS 「うわー、この感じだ・・・」

いや、これからまだまだです

そこから、ひたすら和田の入り口まで数本の登りを超えてだいたい2%くらいの登りを走ります

自分 「気づいているかもしれないが、おれたちはよく川沿いを走る。川は山から海向けて流れる。おれたちは川を遡る。つまり、常に登っているということだ」

TS 「引力と重力・・・」

冷静に今考えたけど、なんだこれ

和田入り口までに一度左折して細い道になるんですけど、普通のでかいサイズのバスが走ってくるんで非常に危険です

入り口到着




あー、何にも変わってないな・・・

TSに、床が苔があったり、杉の枝、葉があるので滑る、切り替えしの内側の斜度がきついので外側を通ること、などなどを説明

同時にスタートして、ちょっと道案内をしようかと思い先導していると

もうだめだこれ

TSが先に行けそうなので先に行かせ、自分はペースを保つことに

最長で50mくらい離されたかな?

TSこれはすごい速いぞ!!!!

切り替えしが始まり、前方で

「うわぁーーー!!!!!MTさん!!!!!!!!」

という、叫び声

わかる

そうなのよね

一向に優しくないんだよ和田は

しかも、どんどんきつくなる

切り替えし始まると、目の前は壁よ

膝の悪い人が歩いて下ると転げ落ちるくらいの角度(冗談抜きで

で、結構登ったよなって思ってんのに、峠の茶屋まで残り2kmとか書いてある看板ですげえ萎えるのよ

まだ、1.7kmしか登ってないのかよ・・・

一つ切り返しを曲がると、TSが次の切り替えしを曲がる

また一つ切り返しを曲がると、ちょっと差が詰まっていた

おや?

大丈夫かな?

蛇行しつつのちょい長めのストレートでTSが前方にいる

明らかに疲れている

そこから切り返しを曲がるところに差し掛かった瞬間


パチンッ!!!!


聞こえてしまった

そう、別名心の折れた音、クリートを外す音だ

TSは「もう、これ、自転車で登る所じゃない、もう、これ、自転車で登る所じゃない・・・Re」

その脇を「ゆっくり行こう!!」と声をかけて曲がって行きますが、ここの角度鬼でしたね

TSを置いて走っている途中で

あれ?なんかこんな感じどこかで・・・ヤビツだ!!!!!

軽いデジャブに襲われつつ、なんだか懐かしくてイイなーとうれしい感覚も同時に感じましたね

下の方を長めてTSが大丈夫なのか、追ってくるかと待ったりしましたが、止まりそうになると自分が落車しそうになるので取り合えず登り切ることにしました

切り替えし連続の後半で、何か一定の間隔で金属質な弦が弾けるような、ティンッ!って音が聞こえてきたんですよ

あー、これ125のリアのカーボンスポークのテンションやばいかな・・・もしかしてヒビ?折れた?

いきなりグシャッ!ってなってもこわいので、シッティングでそろりそろりと

うーん、やっぱり125は軽すぎるのかたわみますね・・・

スポークテンションを上げることも考えて相談しましたが、ショップで勝手にテンションをあげてしまうとマヴィックの保障対象外になるそうで
実際にテンションを上げてリムが破断した人がマヴィックに修理依頼したとこと、スポークテンションを1本1本計られて、規定より高くなっている部分を見つけて保障がおりなかったとか・・・

こりゃあ、ベアリングの入れなおしもだめだな・・・

クイックを変えることを真面目に検討し始めました!!!

ですが、ラストの切り返しは覚えているのでラストスパートで踏みました

先日のヤビツの往復で、腰に電気が走るような痛みが去年と同じように再発していたので、2回くらい腰がバラけそうになりました

到着!!!!タイムは21分・・・時計を見るヒマもなく、峠の茶屋の椅子に倒れ込んだので20分ジャストくらいかな

速い人は14分とか化け物か・・・



去年よりは多少速くなってるかもしれないけど、ツライことには変わりなし

その後にTS到着



座ることもできず、M10に手を突いて立ち尽くすしかない廃人に・・・

話すこともままならず、吐く息はもう白い!!!!

メットも外せず横になる廃人

TS 「これが・・・これが・・・和田・・・これが・・・・和田・・・・Re」

茶屋は休み

おそらく、裏和田が崖崩れとかで閉鎖なのでそれでかな

自転車ラックにM10をかけてしばし休憩

TS 「ここに到着するまでは、到着したら絶対何か食べるって思ってたんですけど、今、食欲ないです!!!」

わかる

TS 「ちょっと、角度が緩くなっただけで休めるって思いませんでした!?実際すごい角度なんですけど!!!」

わかる

TS 「あと、最後の切り替えしでこれはもうだめだって思ったんですけど、青い看板が見えたんで登りました。クリート外したとき、角度きつすぎて取り付けて登れなかったんで一旦下りましたからね!!!」

すげーわかる

MYはガードレールに手を付いてクリート付けて登ったって言ってたし

でも、真っ白になる感じはいいですよね

とにかく踏む

それだけ!シンプル!!!

下りでどんだけだったかってゆーのがわかるぞと説明し下山します

そうそう

自転車ラックに藤野観光協会?みたいな札がぶらさがってたけど、あんなとこロードの観光名所でもなんでもないだろ!!!!





下山はブレーキの鬼

TSは「マジでここ登ってきたんすか!!!」

と、愕然




麓まで降りて、そこから高尾まで行き蕎麦を食べようと

帰り道に野生のサルがいた!!!!

TSに一応確認したところ

TS 「MTさんは高尾に行くと言って、時間に余裕があるとおっしゃってたので、もしかしたら大垂水峠も登るとか言い出すんじゃないかって思ってヒヤヒヤしてました!」

やっぱりバレていたかw

しかし、今日は安全にも蕎麦を食べたら帰宅です

雨もパラついてきたのでね

しかし、久々の大物との戦い

よかったですねーー

これでみんな1度は和田を経験したということになりました

次回はとうとう4人ライド!!!!!!

たのしみです!!!!!!

それでは、健康で安全に・・・








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