今回はプーリーのお話
先日、自分のアルテのプーリーを交換しようと色々物色
すると、セラミックスピードがいいかエンデューロがいいかTISOがいいかと考え悩み
素材を樹脂にするか鉄にするか悩み
MYから「鉄はガチンガチン変わってしなやかじゃないよ」との意見もあり
樹脂でセラミックベアリングのプーリーにしようかと思って探すとお手ごろな物を発見
てな、感じでFSAのセラミックベアリングを購入
んで、気づいたことが一つ
あれ?テンションプーリーの刃面にカットがされてない
純正ならされてるんだけど、サードパーティ製の物はないのか...
そこで調べるとシマノにはプーリーに特許があり
ガイドプーリーに1mmほど左右に揺れる遊びがあるとのこと
はい
いやいやいや、それはわかったけど刃面は何もないのか...
というか、遊びって?
確かめてみると確かに揺れますね
なるほどこれで、変換がスムーズにしてあってチェーンの力を上手く流しているんですねー
樹脂のしなやかさも加わってるんだよね多分
鉄はヒルクライムとかで高負荷がかかる場面でもしっかりと変換してくれるから力強いとも
でもって、種類ですよ
105、アルテ、デュラでプーリーの種類は?
あります
105はプーリーにベアリングなし!!ガイドもテンションともになし!
アルテはテンションのみベアリング採用!!
デュラは両方ともベアリング採用!!
シマノのベアリングはスチール玉です
じゃあベアリングじゃないのって何?というと、ただカバーが付いてるだけですw
ですので、自分のアルテはガイドプーリーの方がベアリングではなくカバーのみってこと
上手くやってますね!シマノさん!!
ここでふと考えました
シマノの特許はさっきの遊びの部分
これは変換をスムーズにするという技術
人によれば変換がスムーズだと踏み込みの負担も変わるとも言います
なので、自分もこの特許は活かしたい!!
でも、セラミックベアリングの恩恵も受けてみたい!!!
セラミックベアリングは回転が軽いというのが売りです
そこで、自分がガイドプーリーを純正のデュラのプーリー(特許の遊びとスチールベアリング仕様)
テンションプーリーを今回購入したFSAのセラミックベアリングにしようと考えた
簡単に付けておーしまい!
と、思ったらFSAのベアリングの回転があまり良くない...
え?サードパーティってこんなもんなの?
と考え調べる
すると的確な答えがw
どうやらFSAと他の少しの会社は防水や防塵を考えてベアリングのカバーを少しきつめに設計してあるとのこと、それが逆に回転の抑制になってるんですね
その他一部のセラミックスピード社などは回転を重視にしておりカバーは無く?走ったらすぐメンテしろよ!って感じらしいですw
自分はそんなに何回もメンテできないので仕方ないかな...いや、待てよ
じゃあ、両方ともデュラでいいんじゃないか?
まぁ、たぶんそうなんですけど、それじゃちょっとおもしろくないので
FSAのベアリングのグリスを交換してみることにした
まずは分解する
え?結構硬い粘度のグリスが...
セラミックって粘度が薄くて回転の抑制にならないやつを使うんじゃ...
むしろかえってグリスがブレーキになるから使わないって人もいるほどだし(ただし、受け皿のコーティングがセラミックベアリングに負けない仕様なもの
しかたない洗おう
うーん、キレイだけどベタベタで硬い
ディグリーザーで脱脂して洗ってみると
おおお!!キレイ!!!黒真珠のようだ!!!
そこに新しいセラミックスピードのグリスを投入
回転はというと、最初の状態より2倍は回転するようになった!!!
自分も分解したいけど工具がないし自信がないという人はドライヤーで暖めるとグリスが柔らかくなって動きが多少改善するかも?
やっぱこの辺が1番難しいところなんだろうなー
デュラのプーリーをまだ購入してないのでアルテ純正とFSAで取り付けて雰囲気を確認
厚みもそこまで変わりはないので大丈夫だと思うけどどうだろうか
1番はガイドにデュラプーリーをセラミックボールを入れて取り付けて
テンションをチタンなどの鉄製のセラミックプーリーにすれば耐久性と軽さ
そして、変換すべてが揃うカスタムになるんじゃないかと思いました
どう?MY、素材あるんだしちょっとやってみないw?
そのセラスピプーリー貸してみなよwww(人柱バンザイ!
あ、そうそう
プーリー交換でRDボルトには必ずネジ部分にネジロックを塗りましょう
自分は垂れてベアリングに付くのが嫌なので硬いやつを使ってます
外すときはドライヤーで暖めるとかちょっと力を加えれば取れます
落車が1番怖いですもんね
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