2012年10月11日木曜日

ヴィンテージロードバイク ロードエンドアジャスターボルト作成(TOMMASINI完成)

先日大体8割完成したトマジーニさん

完成した画像を見たMYから
「それ、おれに横流ししてよ」とこいつ何言ってんだ発言
「おまえ、レストアして商売できるよ。あ、でも出来上がったら売りたくなくなっちゃうか。そしたらちょっとねかせてからおれに横流ししてよ」
結局同じじゃねぇかあほか!
まぁ、お褒めの言葉と受け取っておきます

はい
で、今回は残りのひとつであったロードエンドのアジャスターボルトのカスタムというか作成です



今のロードバイクはホイールのハブにほぼ垂直にはめこむタイプのものですが、昔の物は斜めに滑りこませるタイプのロードエンドなんですねー
何か違いあるんか?と思ったら結構あるみたいで
今のものは走行中に抜け落ちたりホイールが片寄るようなこともないようになっているみたいで
しかし、昔の物は走行中に片寄ったり滑ってきてしまったりするみたいです(ほんとかな?)
で、昔の物は何やらアジャスター付きのボルトが付いてるんです
これ何の役に立っているのかと思ったらディレイラーの位置調整とかにも使うみたいですね

じゃあ、そのままにしておこうと思ったらこんなウェザリングが!!!


こりゃだめだ、新しいの買おうと思って調べてみたらもう売ってないのね・・・
シマノさんに聞いても「ないです」とのこと
ちなみにシマノとカンパで長さが違ったりと色々あるみたいで
じゃあ、造りましょうとプチプロの半田ごてちゃんばりに愛用のノギスを取り出して計測
ふむふむ、大体わかったぞ

で、お世話になってるホームセンターへゆきこいつらを購入


錆のボルトだけの画像でしたけど実際にはスプリングが入っている物なんです
なので、錆ないステンレスで3つのパーツを購入


 ワッシャーはオリジナルにはついていませんでしたが、今回は使用してみました
固着防止のグリスと袋ナットにはねじロックで固定しました


おお!いい感じだ!!

この、金具の部分
今軽量化やらで高い物だとカーボン製、一般的にはアルミが主流ですが
この時期はここもクロモリなんですねー
ちなみにBBもクイックもクロモリでした、どうりで重いわけだよ
アルミは柔らかいのでよくクイックを強く締めすぎて痛めてしまったりフォークを曲げてしまう人も多いそうで
でも、ここの手加減は難しいですよね・・・弱いと脱輪しそうだし・・・
良く言われるのが手の平にうっすらと痕が残るくらいでよいと
クロモリの良いところは極端でなければ強く締めても問題ないところ
なので斜めで滑りそうなロードエンドなのでいつもより強めに締めて様子を見ることにしました
そして・・・

トマジーニバーテープも届いたので完成です!!!!
ビバの真鍮のベルもなんとか取り付けました!
サイズが大きいのでゴムをかませに使いました


エンドキャップ!!




いやはや疲れたーー
しかし、おもしろいなー
もっと色々ばらしたいなーー(ジョネス



2 件のコメント:

  1. くんくんの父2013年7月28日 20:09

    はじめまして、くんくんの父と申します。
    87年のNISHIKIフレームの再生に着手したところです。アジャスターボルトがすでに入手できないパーツであることは知っていましたが、実際に片方の袋ナット相当のものを紛失し、困っておりました。この情報が役立ちました。ありがとうございます。

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    1. くんくんの父さんこんばんわ!

      そして、返信が遅れてしまって申し訳ありませんでした!!

      MTです

      拙いblogですがお役に立てて光栄です!!
      コメントありがとうございました☆

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