2014年8月30日土曜日

SHIMANO 11速チェーンのマイナーチェンジ CN-HG900-11

ども

先日のビッグプーリーのカスタムでひと段落していると

巷は何やらチェーンの話題に

なんだなんだと思っていたら

シマノさんが10速の7900チェーンを生産中止にしたらしい

これにより、10速チェーンは6700チェーンの継続のみになったと

これでびっくりした10速DURA愛用者がアマゾンで買い漁ったため、一時的にアマゾンセール1位が79チェーンという恐ろしいことに・・・

その後にアマゾンでなぜかチェーンにプレミアが付くというもう何がなんだかわからない状況に

で、自分は実装している10速はアルテグラでトマジーニに付けているだけなので、焦ることはなく見守っておりました

で、そんな中11速のチェーンもマイナーチェンジされておりました

今回はそれを購入


CN-HG900-11





マイナーチェンジ前の11速DURAチェーンは裏表がなく、どっちでも取り付け可能という仕様でしたが、今回は10速のときと同じように裏表有りの仕様に戻りました

なんか、プレートの伸びが異様に速くて踏み込んでいる人なら1000kmでだめらしく、1ヶ月もたないそうな

で、最悪の場合切れてしまうこともあるとか

自分はそんな足もないし、機会的に毎日乗ることもないので心配はそこまでしてなかったんですけど

安全という面と、変速が向上したといううたい文句に釣られてしまいました

見た目はほとんど同じですが、ちょっとエッジが効いてますね

シルテックという加工を今回はピンにもしたそうですよ、知るテック?
知らんテック

万が一タスキがけをしたときもスムーズとか

ふーんと思って、交換してがちゃがちゃやると確かに変速は良くなってるかも

滑らかに落ちたり上がったりします

へぇー

で、コネクトピンで止めようと思いましたが、またもやKMCのミッシングにしちゃいました

本当は10速の時に愛用していたウィッパーマンのコネックスがいいんですけど、まだ11速出てないんですよね

KMCははめ込み式固定
ウィッパーマンはチェーンの張力での固定

まだかなーー

そうそう、KMCはもちろんリユースはだめですよ
一回取り付けて、再度取り付けるときは新しい物にしましょう

試しに2回目取り付けのときに明らかにはめ込みの力が弱くても繋がりましたんで、要するに逆に外れやすくなっているってことですね

外れてえらいことになった人を見てますんで・・・


それでは、健康で安全に




2014年8月28日木曜日

RIDEAビッグプーリー到着

ども

試走もして落ち着いたチタンビッグゲージとビッグプーリー

しかし、何か他にイイプーリーがないものかと思っていたところ

同じくチタンゲージを購入した方がドンピシャの物を購入していたので、お聞きして自分も頼んでみました

で、届いたのはこちら



RIDEAのプーリーです

肉抜きタイプの物は日本でも流通してまして、大手ショップでも購入可能ですが、こちらは国内流通していない1枚岩タイプ

台湾からショップ経由しての注文です

肉抜きタイプも軽くていいんですけど、自分はカスタムで32Tを使うということで負荷をかける部分は強くしたいなーと

こちらはオプションでスチールベアリングとセラミックベアリングの2つが選べます

セラミックベアリングの方がちょっと高めです

これ、表もかっこいいですが、裏側肉抜きされててそっちにびっくり!!

一度、シールドを外してベアリングの大きさとか確認しましたけど、サイズもあってよかったですよ

脱脂してからの回転はセラミックスピードと比べると劣りますが、グリスを入れたら変わらないですね

さすが楕円リングで勢いがあるRIDEA

最近は恐ろしく軽いカーボンホイールも作ってるとか

やりますねーー

プーリーのカラーは黒、赤、ゴールドの3種

ゴールドは悩んだ、すごく悩んだ

RIDEAの楕円を使ってて11速ならプーリーも揃えてもかっこいいですよねー

これでようやく695も最終形態になりました!

それにしてもすごい組み合わせになったなぁー

それでは、健康で安全に

2014年8月27日水曜日

DURA9000RD分解からのDURA9000にビッグゲージ取り付けからのスプロケ32T装着!!!!


ども

先日届いたビッグプーリーゲージ

取り付けのためにまずはRDを部分的に分解する必要があります

まさかRDまでバラす事になるとはロードをやり始めた時には考えもしませんでした

自分もMYと同じく、駆動系はショップにまかせちゃえば間違いない程度までレベル上げてくれるし、それでいいかと思ってた

しかし、いじってた方が走行中の異変とかにも気づきやすいという安全面を理解したことによって、自分でちょこちょこやるようになりました

それはさておき分解しましょう!!

まずはRDのプーリーを二つとも外し、裏側のプレートを外します

で、別に外さなくてもよかったんですけどフレームからRDも外してしまいました

で、この小さいストッパーのようなボルトを外していきます
多分、これを外しておかないで本体ボルトを外そうとすると、スプリングのテンションを緩めてない状態のままなのでスプリングにダメージが与えられそうな予感…
表のプレートもぴゅいん!!ってなるんじゃないかな

なので、スプリングのテンションを取るという意味でもストッパーボルトを外して、プレートのテンションを取ります

片手でプレートとRDを抑えながら片手でボルトを外していく
つまり、取り付けも同じようにやるということ


で、このボルトを取り外すと表プレートがくるんと回転します

その後に、裏側からRDと表プレートが取り付けてあるボルトにアーレンを差し込んで表プレートを本体から取り外します
ボルトロックが塗ってあるので硬いです
この下の銀色のとこですね


取り外すとすぽんと取れます



サザエのつぼ焼きのように色々抜けます

スプリングを取り外して、スペーサーのような黒いワッシャーと軸の受けみたいなワッシャーも取ります

軸受けのワッシャーにはくぼみがあって、向きがあるんで注意
くぼみを軸側に取り付けます


この軸も押すとすぽんと抜けます


この二つの穴のどっちにスプリングを差し込むかでテンションの強弱を変更できるそうな
結構原始的だった…

バラしはこれでおしまい

取り付けはこの逆をやればいいだけ

新しいチタンゲージにデュラのプレートから引き抜いたRD本体に接続するボルトを差し込みまして
黒いスペーサーと軸頭のワッシャーを取り付けます

そのあとにスプリングを差し込みますが、チタンゲージには3つの穴が用意されてまして、強弱を3段階で付けられるようになってました
スプリングの強度は強すぎるとスプロケに近づきます
弱すぎるとその逆で、スプロケと空間が空きます

スプリングにも差込みの長さがあるらしく、実際そこまで変わらない気がしましたが、若干長い方をRD本体に付けるらしいです

で、結局ハンガーにRD本体を取り付けて作業をし始めたんだけど、表プレートを取り付けてから反時計回りにゲージを回してスプリングのテンションをかけないといけなくて、ホイールを外した時のギアトップのままにしておくとプレートとRDが接触します
ハンガーにもぶつかって傷が付いたりもするんで外して取り付けてもいいかも…
なので、3つくらいローにしておいた方がいいみたいです

で、チェーン含めて取り付け終わったらここから調整の鬼ですね…

最初に一番強くテンションがかかる穴にスプリングを取り付け(時計的に見て1番時間が早いところらしいです!
反動が強いとかRDとかスプロケに干渉するならスプリングの穴を一つずらし
それでもだめならまた一つずらし
それでもだめなら、またスプリングを1番強いテンションの穴に戻し、ワッシャーをRDとハンガーの間にかませたり、スプロケと干渉するならBテンションボルトで空間を演出していきます
で、まただめならスプリングのテンションの穴を一つずらす
という、やり方が最短だと思いました

もちろん、チェーンのクリアランスも必要なので新調した方がいいと思いました

自分のチェーンは取り付けから伸びたままにしていたので調度よくいってしまいましたがw

血液型の検査の様に組み合わせで一つずつ検証していかないとだめですね

結構フレームとかハンガーの曲がりとかで個体差があるみたいで苦労している人もいるらしいですが、根気ですね

だって、取り付け調整上手くいっている人もいるんだしできないわけないですもの

プレートを取り付けてから反時計回りに回していないなどでテンションをかけていないと、プレート吹っ飛んだりするんじゃなかろうか?
爪の長さの向きとか
色々細かく何回も確認して損はありません

自分は最初の取り付け調整からもう一回バラして同じように取り付け調整をして同じクオリティになるか確認しました

そうそう

必ず、バラすときにロックタイトが塗ってあるところは取り付けのときにロックタイトを塗り直すことが安全の近道

掃除と一緒にやるといいですね!!!

で、自分のメニューはこうでした

プレートは肉抜きです
プーリーサイズは13Tと15T
スプリングの穴は真ん中、肉抜き無しタイプだと真ん中じゃ1番緩めがいいみたいです
Bテンションボルトも付属のロングタイプを使用して結構締め込みましたが、後からもう少し緩めようと思ってます
締め込みすぎるとハンガーにボルトが当たる面の角度がきつくなり、何かの衝撃でずり落ちそうなイメージが湧いてきたからです
ワッシャーもRDとハンガーの間に使用しました
チェーンは伸びたままのDURAチェーンをカットせず使用

で、なんと!!!!!

本当ならばアルテグラのロングゲージタイプ、ULTEGRAーGSではないと使えないスプロケットの32Tを空間のクリアランス調整でDURA9000で使用することができるようになりました!!!



もちろん、ちゃんとアジャスターボルトなどで通常のギア調整もしましたよ



フロントインナーとそんなに大きさ変わらない・・・

本当はガイドプーリーを11Tのままにしてテンションプーリーだけを15Tとかにしようかと思いましたが、13Tでもいけました

実は15T15Tでもいけるらしい…w
実感は13T15Tとほとんど変わりがわからないということらしいので、自分は通例でセッティングです

9000系からディレイラー自体の精度が上がったのでシマノさん特許のプーリーの遊び機能は無くしました

なのでサードパーティのプーリーを使っても変速も全然そのまま

手で回しただけでも軽さはびっくり

これは願ったり叶ったり!!!!

あのフルームもリアだけは電動アルテGS使って32Tですからねー

これはすごいーーー!!!

あ、ビッグゲージ持ってないけどデュラで32T使いたい!!!
っていう人は、できるかわかりませんが、シマノスモールパーツでアルテグラGSのゲージだけ発注してデュラに取り付けるか、アルテグラGS本体を購入してゲージだけデュラに移植すれば出来たりするんじゃないでしょうか?

ですが、完全に自己責任ですよーー
自分もそれを承知でやってますからね

自分自身でリアの調整ができない人はやめた方がいいと思います
あまりこういう独自カスタムの調整をショップが受けてくれるとは思いません
調整うんぬんではなく、その物自体の調子がおかしくて落車しても責任とれるわけないです

でわ、試走して確かめてみまっす☆

このとてもおもしろい機会を与えてくださった、タクミさん、セッティングなどを丁寧に教えて下さったいけぷー(ぴー)さんに感謝です!!!!

ありがとうございました☆

それでは、健康で安全に






2014年8月26日火曜日

DURA9000にビッグゲージ、32T実走の結果

ども

昨日、組み付け調整し終わったDURA9000にビッグゲージにスプロケ32Tですが

先ほど少し実走しました

結果を先に申しますと

全く問題なかった!!!!!

しかも、なんだろこの感覚

プーリーがでかくなったせいもあるのか

楕円チェーンリングなのに真円のようなバランスの良い感じになった

0死点が無くなったような感じで、あれ?何処で踏んでる?くらいな柔らかいクランクになった

ダイレクトというか、でかいの回ってんな!
というのが、後ろを確認しなくてもイメージで湧いてくる感覚

気になっていた変速もガチャガチャやっても問題なく

ダンシングで振ってもアウタートップにしてスプリントしてもチェーン落ちもせず

あれ?純正か?と錯覚するくらい

樹脂プーリーではなく、金属プーリーなので、駒の歯離れのときの音を危惧してましたが無音
歯離れも良好

なんともすんなりいってしまった

そして、恐ろしい兵器になった695先生

もう、何でも登れますってゆー

自分が強くなったのではないかということすらも思えてくる(言い過ぎだ

しかし、元々695の泣く子も黙るZED2クランクのチェーンラインの出なさと、32Tという恐ろしいデカさでのタスキ掛けの、なんだこのチェーンw故障してんじゃんww!!と突っ込みたくなる曲がり具合には笑ってしまったw

でも、ZED2クランクは何故か11速にしたら10速よりライン綺麗になったんだよなー

チェーンが薄くなったのと、スプロケが少しトップ側に寄ったからかな?

気のせいの可能性高いですけど

で、Bボルトももしかしたら純正のままでもいけそうな感じです

スプリングテンションはやっぱり真ん中ですね

これ以上キツイとスプロケに当たる、もしくは32Tのときにクランク側のチェーンテンションに反発する力が強くなりすぎてダメージがありそう

弱いとBボルトは純正で緩々にしないとだめかも
テンション弱いのは怖いので避けたいところです

後はこっそりショップに持って行って

自分 『リアとフロント調整お願いします』
店員 『はーい……ん?これなんですか???』

ってゆーやり取りを楽しみたいと思います

さて、もうしばらくリアはゾンダにしておいて、安定してきたら125で完成させます

そうそう!!

これもまた教えて頂いた最終パーツが今月中?に届くかもなのでそれでブラッシュアップします!!

それでは、健康で安全に

2014年8月18日月曜日

憧れの、チタンビッグプーリーゲージ到着!!

ども

酷暑すぎやしませんか?

路面からの照り返しと車からの熱気が脅威ですよ…

ウィギンスはいったいどうなるのか

去年のツールの役者が今年のブエルタで競演することになり、楽しみで仕方が無い!!

で、今回は憧れのあのパーツ

ビッグプーリーゲージ!!!

おい、まさかバーナー買ったのか??

え?カーボンドライジャパン??

ちゃいます

とある事がきっかけで知りましたが、工場でビッグプーリーゲージを自作されている方がいました…

しかも、何度も試行錯誤を繰り返し、目標の形にしているという苦労も重ねて

出来上がった機材はご友人方が使用して問題がないかなど、フィードバックしてブラッシュアップしているところも匠だなと(シャレのつもりは…

すぐ考えてできるもんじゃないですよほんとに…

イメージを形にしていくっていうのは、空想している物を実物に造形していくって事ですからね

すごいです…

で、自分もどうにか一枚欲しくて少し無理承知でお願いした所、快諾して下さりました!!

本当ありがとうございます!!

届いたのがこちら


表のテンションがかかる方の材質はチタン
裏のカバーのような板はアルミです

元々、デュラのリアディレイラーなので重さは増えて当然(デュラはカーボン

しかし、そんなことは問題ではない!!

何しろかっこいいんだ

こーゆーニッチでメカメカしい物が好きなので大好物です!!

オーダーのときに肉抜き無しもできると聞いて非常に迷いました

肉抜き無しの方が剛性はあるだろうとか、エアロでもあるだろうとか

でも、材質は金属なのでまずは肉抜き有りをチョイス イズ ユアーズ

で、ここからどうするか?

実際にアルマイト加工を施している画像も見て、やっぱ塗装いいよなと(大体8000円くらい?

磨いて鏡面にするか?
やはり炙って虹色を出すか?
サンドクラストをしている人もいらっしゃる
薬品で酸化させる?

どれも魅力的ではありますが、金属そのものの加工だと強度など劣化の部分で未知数なので自分は無難に塗装厚塗りにしました

また、溶接の部分を黒など目立つ色にすると、のちのちのメンテナンスのときにクラックが入ってるのがわかりやすくなるという利点もあります

早速アルミの方を車用の塗装で塗ります


カラーはマットブラック

ここまでは予想通りの順調具合

次です

表はチタン

おそらく、チタンを塗装加工依頼したらめちゃ高いんだろうな(怖くて調べてもいませんけど…

なので、同じように塗装します

下準備として油を落とし
マットブラックを塗ります

そして、今回は車体カラーに合わせてイエローをポイントに入れます

こんな感じになってきました


まだまだ荒いです

細かいところをカッターで削り

この上からクリアの保護を塗装します(もちろんアルミ側にも同じ手順でやりました

チタンなので不要かと思いましたが、軸の内部や溶接部分にサビ防止の黒塗料を少し塗ってあります

いやー最高です

コソッとマヴィックのステッカーを貼るのがブーム

取り付け工程は後ほどにしようかな

付属にプーリーボルトやBテンションボルトやスペーサーも入っており、変速などの調整のときに使えるそうで、細かい気配りも本当に助かります

自分は予め64チタンのボルトを購入していたので、今回はこっちを使ってみます

ざっとですが、全体はこんな感じ



虎というか、蜘蛛みたいになった

KCNCのプーリーにいくらか不安を覚えてしまい、別なのを検討しているので、完全体はもうちょい先かな?

KCNCって本当にライダーで実際にテストしてんのかな…
カーボンドライジャパンのフルカーボンプーリーも不安すぎてたまんないですよねw

やはり…樹脂…(チラチラ

リアディレイラーの分解から取り付け工程はまた次回に

あー、早く踏み込んでみたい!!!

果たして楕円との相性は大丈夫なのだろうか?
今後予定している地獄へのカスタムにも対応できるのか!?

たのしみすぎる!!!

しかし、カスタムは事故責任
何があっても自分で解決できないとこういうことに手を出してはいけません

しかし、いいぞ!!!
MYも後に続け!!!!

本当にありがとうございました!!

それでは、健康で安全に


2014年8月8日金曜日

多摩湖へサイクリング KSYRIUM 125シェイクダウンとM10、SL4、695ちょっとだけ乗り比べ

 ども

先日、メンテナンスし終わったM10の受け渡しを含めて、MY、TSと3人で近場の狭山湖へ
ツーリングに行ってまいりました

その日は灼熱地獄

うちまで走ってきたMYが

「今日、だめじゃね?」

と、汗だるま状態で若干目線合わず話す始末

まじか

しかし、自分はキシリウム125のシェイクダウンもしたかったので強行しました

と、その前にこれ

M10にCC40を前後取り付けると



やばいですね

レーシーすぎてもうだめでしょ

TSに修理した箇所を説明し納得してもらったとこで出発です

外出て数分でもう10kmくらい走ったかな?という汗と疲労感

暑すぎるわ

自分 「あのさ、125のエグザリットすげぇ音するから聞いてみ」

ふぃ~~キィィィィィイイイイイイイイ!!!!!!!!

2人 「なんだその音www」

自分 「いやー、普通にトーイングしてこれよ・・・」

という、くらいブレーキ音がすごい

錆びたママチャリのブレーキと同じくらいでブレーキかけるのためらうくらいですよ

そんなこんなで久々だなーとか話してゆっくり走っていると

MYさんもう一つ峠を越えたような顔

ここは東京砂漠住宅街です

木漏れ日の自転車通を走って行く一行様





とてもいいです

時間の流れもゆっくり

ストレスフリー

速度も出さずにペダルを回すのは久しぶり



いいなー、やっぱりいいなー

時々後続の2人を確認すると、2人も何かにこやかに話している様子

M10さんも好調らしく

TS 「うわーやっぱめっちゃ軽いっす!!」と満足げ

そりゃそーさ!!

すると、前方斜め前からTSと同じラファのジャージのライダー出現

自分は最初、この暑さでパラレルワールドに入ったかと思った

MY 「どゆこと?アウターゾーンなの?」

おもしろいのでTSを先頭にさせると、2人チーム体制の4人ような感じ

後ろからTSを見ると山登りの効果なのか、足の筋肉バランスが変わっている

去年のひょろっとした感じからがっしりしてきている

ほほぅ

多摩湖までは10km未満なのでほどよく到着



最後は入り口までちょっとした坂があるんですけど、少し踏み込んで登って行くと

TSはちゃんと着いてきているし

MY 「おい!!いきなりはえーよ!!!」

とのこと








いやー、本当に眺めがいい

だけど、全く日陰がないので灼熱

ここで、ちょっとした試乗会

MYも言ってたけど、M10さんはやはり優等生のような感じ
素直でスムーズ、加速も落ちないし、ハンドリングも軽い、整備後の0発進は文句なし

ダンシングよりもシッティングでクンクン走る加速のしやすさ
ポジションが出なくてもそこそここなせてしまうのが恐ろしい・・・
車体が助けてくれるところもあるんだよなー
優しさも持ってる憧れの優等生

取り扱いのしやすさ含めて最高のロードがほしい!!という人にはバランスが取れた最高の1台だといつも思う

SL4はもう踏み込んでるなっていうのがよくわかる車体
「踏まないと自分仕事しませんし、速度15km以下って速度じゃないんで(鼻ホジホジ」って言われてるような気になる

ってゆーか速度15kmなんて初速で軽く出るんですよねSL4さん
ターマックSLシリーズ名では最後の剛性を追及した車体だけある

しかーし

MY 「フレームと乗り手で距離感がある」とのこと

まぁね・・・

SL4で思ったのは、すごいギアを軽くしたときに車体の前に出たい感じがよくわかる

695先生は・・・
もう色々いじりすぎて最初の乗り味を忘れてしまいました

最初に乗ったMYは「なんか、もっさりしてるね。BB?」と言ってましたね

でも、今回は125ですよ!!!

キシリウム125・・・これは本当にすごいホイール!!!!

はじめてカーボンフレームに乗ったとき、レーシングゼロに乗ったときの感動を凌いだ

踏み込みでフィンフィンと上品に加速

しかも、登りでもその状態は変わらない

軽さのせいなのかひらひらとしたハンドリング
びっくりしたことに横風に振られました
リムハイト多少アップしているとはいい、アルミです

タイヤの25Cも全く気にならず、むしろ乗り心地が良くなった気がします
とにかくペダルを回すのが楽しい
軽い、軽すぎる!!!!
自分が想像してイメージしていた物がここにあるって感じです

その後、ブレーキ音は過激にトーイングしたらすごく静かになったのでお試しあれ!

125でこの能力だとしたら本当2015 R-sysやばいんじゃないの・・・
登板最強だよ絶対

そうそう!ホイールはSL4ゼロコンプとM10旧ゼロですが
自分もゼロコンプを所有していたので大体フレームだけの感じがわかります

試乗会を終えて、ちょっと周遊しようかと

西部ドームに向かいアップダウンをこなして行きます

湖1周19kmあります

半時計周りの方が登りの率が高いので、結構変速練習になったりします

去年は重いギアでずっと立ちこぎで筋トレしてましたねw

西部ドームの坂を下るとコンビニがあるのでちょっと休憩

その坂をまた登って戻るんですけど

あれだけ嫌いだった坂が本当ここまで好きになるとは今でも不思議です



入り口まで周遊

55号線を走ると名栗湖まで結構近かったりするんですよね




そんな話をしながら3人はペダルを回します

ちょっと速度を上げたり、125の感触を確かめていると

知らないうちに速度が出ていたらしく(自分はサイコン付けてないのでわからなかった

自分 「大丈夫ですかー?」

MY 「はぁ?小道で2人32km出てんぞ」

気持ちよかったー

入り口でちょっと休憩して帰宅の道へ






立ち寄ろうとしていたカフェが閉店時間

そのまま、別の店まで行きお茶を




ちょっと秀吉っぽい顔の店員さんがいい人だったなー

停めてた車体に乗って帰ろうとするとM10の後輪がパンク?のような状態

空気入れて確かめるも別にパンクをしてはいないようで、気持ち悪いので新しいチューブに取り替えて途中まで見送りに

走行距離は本当たいしたもんじゃないけど

たまにはこういうのもいいですね!

125で走る距離には物足りない感じでしたけど

次回は本格的に登り含めて走りたいですねーー

しかし、この2人は写真撮るの上手いなぁ

それでは、健康で安全に







2014年8月7日木曜日

COLNAGO M10、1年目のメンテナンスの巻


ども

移籍が色々発表になりましたね

サガンがコンタくんと同じティンコフになるとかならないとか

自分的にはコフィディスにブアニが移籍するのが良かったです


で、今回はちょっと前にも触れてますが

TSのM10の1年目フルメンテナンスです

この前、自分とMYとTSで高原まで行ったときの落車の傷も気になってまして

TSに聞くと何もしていないとのこと

そりゃそーか

と、思ってましたが

いやいや、あの厚いコルナゴの塗りが剥がれてカーボンむき出しだったし
紫外線でやばいだろと

で、TSの旅行中にちょっとメンテナンスをしようと思ったわけです

自走してTSの最寄駅から自宅に運び

さぁ、とりあえず外せる物は外しましょう!

と、バラバラしていると

あれ?

フロントタイヤが外れない・・・

なんだ、すげぇ硬い・・・

いつも指1本でやったりしてるんですけど今回はバー3本で無理やり外す
というか剥がす?感覚・・・

べりべりべりとイヤな音がして剥がすと



タイヤが溶けてリムにへばり付いてリムは真っ黒、チューブはタイヤに引っ付いて一体となってた・・・

自分 「オリジナルのチューブラーかよ・・・」

で、側面を見ると・・・・

ん?



ヒビ入って繊維見えてた・・・

自分 「今度はメロンか・・・」

当初はリアだけ摩り減ってたからフロントはいいかなとか思ってたんだけど
どっちも重症でした

これは舐めてたなと思い本気だす

とりあえず、リムのベタベタのゴムを磨き落とす

その後に今後のためにシッカロールをまぶしまくる!!!

そうそう、今回のチューブはスペシャライズドのターボチューブです



前から気になっていたチューブなんですけど、最速店長に相談すると

店長 「スペシャのチューブは元から粉がまぶしてあるし、バルブ固定リングもついてるし、軽いのにとっても丈夫だからすごくいい」

とのこと

自分も次はこれだな

粉はこんな感じ



クンクン、上物だな(品物が

タイヤはIRCのアスピーテとかどうだろうかと思ってたんだけど

TSのPro4の指定があったので安定のPro4でセット



わからなくはないなー

自分はアスピーテのウェットにしようかな

タイヤも外したのでブレーキ面も確認

大分黒いので砂消しゴムで磨きます

筋が結構入ってるので、ブレーキシューも確認し、食い込んでた小石も取り除きます

それにしてもブレーキ面も大分摩り減ってるな、落車の後なのか傷もある

さすがにホイールを勝手に買って請求はできないんで現状をなるべく良くする方向で

次にチェーンとスプロケを磨きます

チェーンなんてすぐ綺麗になるから楽勝だなと思ってたら何か落ちない汚れが・・・

これ・・・錆?

デュラチェーンって錆んの?

TSに安く譲った夢屋のチェーンに交換すべきか相談しましたが、とりあえず磨きまくってそのままに

で、今回の一番のメインはこれです

そう、落車の傷の修正



カーボンむき出しだなぁ

どうするかな・・・

まぁ、だいたい工程は決めてたんですけどね

まず、カーボンにしみ込むタイプの接着剤で何度も重ね塗りをします

重ねて、鑢で削るということを4回くらい繰り返し

その上にスプレーパテを吹きます

普通のパテをそのままカーボンの上に塗ってもすぐ削れてしまうのであんまり意味ないです

必要なのは強度です

ペイントはその保護といったところでしょうか

普通ならラメ入りの赤を塗るところですが

なかなかこのコルナゴの塗装の赤はないです

自分の物だったらマニキュアとかで探してその上にクリアを吹きますけど

マニキュアって塗装でもないし

自分のじゃないし

丁寧にやるとして、選んだのは白です

コルナゴのデザインをジャマしないようにちょっと螺旋状に塗りました




自分的にアシンメトリーで結構気に入ったんだけどなー

これだけで終わりでも良かったんですけど

購入時からの傷もあったのでそこも同じように補修





いいぞーー

んで、いつもTSを先に走らせて後ろから見たときに気になった部位がありまして

シートポストの黒い部分とコラムスペーサーとヘッドキャップの黒です

まとめて真っ白にしてやる




しました








いいぞーーー

気分的に上部は白、中部に赤、ホイールは黒・・・にしたい!

ということで、以前自分がマドンのときに使っていた67用の白いブラケットをセット!!!
前にMYにあげたんですけど、MYも67から68にしたので結局使わずで調度よかった



いいぞーーー

ブレーキのクリアランス、ワイヤーの伸び修正、クランクの汚れ落とし

その辺はチャチャッとやりまして

本当はバーテープも・・・と思ったんですけど

これはTSの握り心地とかで選んでもらった方がいいなと

ひとまず終了




夜中に家の前で塗装とか白い目で見られて当然だわ



あ、そうそう

M10は10速なのでリアは付けられても走れないので、雰囲気的にフロントに自分の11速のCCを付けてみたらやばかったですよ・・・



すげーレーシーだな

プロが使ってる機材って感じがすげぇ出てびびった

どなたかも言ってましたけどこの綺麗な塗装

本当にレースとか走っていいの?ってレベルですよね

美しすぎてもう何も言えないです

目の前に女優さんがいる感じ?

できあがりの確認で家の前を裸足サンダルで走りましたけどサクッと40キロでました(白目

なんだよこの機材・・・速度おばけか

MYも言ってましたけど、やっぱうちらの中で精度No'1かも

踏み込んでいくとリズミカルにクンッ!クンッ!クンッ!って加速して行くんですよね

で、気づいたらすげぇ速度出ててそれにも気づかないで

自分 「ブレーキ効かねぇなおい」

とか思っちゃうんだけど、それはきっと夏のせい

 

いや、速度のせいです

最初の受け取りの自走のときは0発進ももたつくし、速度が出たら安定するけどそこまでがなんかいまいちで、本領発揮できてないなーとかいう感じだったけど
おそらく、ギトギトのチェーンとかのせいだったんだろうね

旧ゼロももう持つと重いって感覚なんだよね

でも、この加速は本当に気持ちいい

身体の上半身も踏み込みたくて前に出ていく感じ

多分、チェーンステーの太さと硬さだと思うんですけど

太さと硬さだとSL4も同じような感じだけど

M10はその上に塗りが厚いこともプラスされているのかも

そういえば、M10を最初に組んで試走したときもRS20とかで走ったんだけど普通に速かったし全然登れた

自分 「今日、ゼロ付けてきたっけな?」

と、まで錯覚した

MYも

MY 「はえぇ!!ホイール何これ??えっ?なにこのカスホイール・・・あっ!!??このうんこホイールでこの速さなの!?はぁ!?やべえ・・・No'1じゃん」

って、言ってたな

逆にデメリット探したくなるけどないんだよな・・・

なんというか、勉強もできてスポーツもできて性格がイイ人ってゆー感じ

あー、これが理想か

ひとつだけ言うなら、厚い塗装のせいでちょっと重いってゆーのと値段が高い!!!!

そんくらいかな

ホイール選んだら化けるなー

自分ならミドルハイトのカーボンか

おそらく今後出るだろうシャマルナイトかR-sys SLRを履かせる

M10にR-sys SLRなんて履いたら登りで何も怖くないだろうよ

ちなみにR-sys SLRとキシリウムSLRのリアはスポークの作りは同じですが
ハブがR-sys SLRの方が極限まで切削されているので軽いです

その分登りのアドバンテージがあります

いいよね

次回はちょっと受け渡しも兼ねて多摩湖でも行ってきますかねー

それでは、健康で安全に