2014年8月27日水曜日

DURA9000RD分解からのDURA9000にビッグゲージ取り付けからのスプロケ32T装着!!!!


ども

先日届いたビッグプーリーゲージ

取り付けのためにまずはRDを部分的に分解する必要があります

まさかRDまでバラす事になるとはロードをやり始めた時には考えもしませんでした

自分もMYと同じく、駆動系はショップにまかせちゃえば間違いない程度までレベル上げてくれるし、それでいいかと思ってた

しかし、いじってた方が走行中の異変とかにも気づきやすいという安全面を理解したことによって、自分でちょこちょこやるようになりました

それはさておき分解しましょう!!

まずはRDのプーリーを二つとも外し、裏側のプレートを外します

で、別に外さなくてもよかったんですけどフレームからRDも外してしまいました

で、この小さいストッパーのようなボルトを外していきます
多分、これを外しておかないで本体ボルトを外そうとすると、スプリングのテンションを緩めてない状態のままなのでスプリングにダメージが与えられそうな予感…
表のプレートもぴゅいん!!ってなるんじゃないかな

なので、スプリングのテンションを取るという意味でもストッパーボルトを外して、プレートのテンションを取ります

片手でプレートとRDを抑えながら片手でボルトを外していく
つまり、取り付けも同じようにやるということ


で、このボルトを取り外すと表プレートがくるんと回転します

その後に、裏側からRDと表プレートが取り付けてあるボルトにアーレンを差し込んで表プレートを本体から取り外します
ボルトロックが塗ってあるので硬いです
この下の銀色のとこですね


取り外すとすぽんと取れます



サザエのつぼ焼きのように色々抜けます

スプリングを取り外して、スペーサーのような黒いワッシャーと軸の受けみたいなワッシャーも取ります

軸受けのワッシャーにはくぼみがあって、向きがあるんで注意
くぼみを軸側に取り付けます


この軸も押すとすぽんと抜けます


この二つの穴のどっちにスプリングを差し込むかでテンションの強弱を変更できるそうな
結構原始的だった…

バラしはこれでおしまい

取り付けはこの逆をやればいいだけ

新しいチタンゲージにデュラのプレートから引き抜いたRD本体に接続するボルトを差し込みまして
黒いスペーサーと軸頭のワッシャーを取り付けます

そのあとにスプリングを差し込みますが、チタンゲージには3つの穴が用意されてまして、強弱を3段階で付けられるようになってました
スプリングの強度は強すぎるとスプロケに近づきます
弱すぎるとその逆で、スプロケと空間が空きます

スプリングにも差込みの長さがあるらしく、実際そこまで変わらない気がしましたが、若干長い方をRD本体に付けるらしいです

で、結局ハンガーにRD本体を取り付けて作業をし始めたんだけど、表プレートを取り付けてから反時計回りにゲージを回してスプリングのテンションをかけないといけなくて、ホイールを外した時のギアトップのままにしておくとプレートとRDが接触します
ハンガーにもぶつかって傷が付いたりもするんで外して取り付けてもいいかも…
なので、3つくらいローにしておいた方がいいみたいです

で、チェーン含めて取り付け終わったらここから調整の鬼ですね…

最初に一番強くテンションがかかる穴にスプリングを取り付け(時計的に見て1番時間が早いところらしいです!
反動が強いとかRDとかスプロケに干渉するならスプリングの穴を一つずらし
それでもだめならまた一つずらし
それでもだめなら、またスプリングを1番強いテンションの穴に戻し、ワッシャーをRDとハンガーの間にかませたり、スプロケと干渉するならBテンションボルトで空間を演出していきます
で、まただめならスプリングのテンションの穴を一つずらす
という、やり方が最短だと思いました

もちろん、チェーンのクリアランスも必要なので新調した方がいいと思いました

自分のチェーンは取り付けから伸びたままにしていたので調度よくいってしまいましたがw

血液型の検査の様に組み合わせで一つずつ検証していかないとだめですね

結構フレームとかハンガーの曲がりとかで個体差があるみたいで苦労している人もいるらしいですが、根気ですね

だって、取り付け調整上手くいっている人もいるんだしできないわけないですもの

プレートを取り付けてから反時計回りに回していないなどでテンションをかけていないと、プレート吹っ飛んだりするんじゃなかろうか?
爪の長さの向きとか
色々細かく何回も確認して損はありません

自分は最初の取り付け調整からもう一回バラして同じように取り付け調整をして同じクオリティになるか確認しました

そうそう

必ず、バラすときにロックタイトが塗ってあるところは取り付けのときにロックタイトを塗り直すことが安全の近道

掃除と一緒にやるといいですね!!!

で、自分のメニューはこうでした

プレートは肉抜きです
プーリーサイズは13Tと15T
スプリングの穴は真ん中、肉抜き無しタイプだと真ん中じゃ1番緩めがいいみたいです
Bテンションボルトも付属のロングタイプを使用して結構締め込みましたが、後からもう少し緩めようと思ってます
締め込みすぎるとハンガーにボルトが当たる面の角度がきつくなり、何かの衝撃でずり落ちそうなイメージが湧いてきたからです
ワッシャーもRDとハンガーの間に使用しました
チェーンは伸びたままのDURAチェーンをカットせず使用

で、なんと!!!!!

本当ならばアルテグラのロングゲージタイプ、ULTEGRAーGSではないと使えないスプロケットの32Tを空間のクリアランス調整でDURA9000で使用することができるようになりました!!!



もちろん、ちゃんとアジャスターボルトなどで通常のギア調整もしましたよ



フロントインナーとそんなに大きさ変わらない・・・

本当はガイドプーリーを11Tのままにしてテンションプーリーだけを15Tとかにしようかと思いましたが、13Tでもいけました

実は15T15Tでもいけるらしい…w
実感は13T15Tとほとんど変わりがわからないということらしいので、自分は通例でセッティングです

9000系からディレイラー自体の精度が上がったのでシマノさん特許のプーリーの遊び機能は無くしました

なのでサードパーティのプーリーを使っても変速も全然そのまま

手で回しただけでも軽さはびっくり

これは願ったり叶ったり!!!!

あのフルームもリアだけは電動アルテGS使って32Tですからねー

これはすごいーーー!!!

あ、ビッグゲージ持ってないけどデュラで32T使いたい!!!
っていう人は、できるかわかりませんが、シマノスモールパーツでアルテグラGSのゲージだけ発注してデュラに取り付けるか、アルテグラGS本体を購入してゲージだけデュラに移植すれば出来たりするんじゃないでしょうか?

ですが、完全に自己責任ですよーー
自分もそれを承知でやってますからね

自分自身でリアの調整ができない人はやめた方がいいと思います
あまりこういう独自カスタムの調整をショップが受けてくれるとは思いません
調整うんぬんではなく、その物自体の調子がおかしくて落車しても責任とれるわけないです

でわ、試走して確かめてみまっす☆

このとてもおもしろい機会を与えてくださった、タクミさん、セッティングなどを丁寧に教えて下さったいけぷー(ぴー)さんに感謝です!!!!

ありがとうございました☆

それでは、健康で安全に






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