先月の話にはなりますが、MY・MT・MOにて熱海へのロングライドを敢行し終え季節も秋が深まっていく中行ってきましたよ。サイクルモードへ。
いやぁ。都内からだと幕張まで結構距離あるんですよね。途中舞浜通過しますからね。この時期になると舞浜周辺在住の方々がうらやましい限りです。サイクルモードだけでなくてもちょっと涼しくなったあたりの海沿いのツーリングなんか最高じゃないですか。途中旬のイワシなんかも食したりしながらねぇ。
とまぁまぁそんなこんなで、、、。
まず行ってきた感想から。
自分自身、サイクルモードは昨年の2011が初体験だったため、去年に関しては見るものすべてが新鮮で、中にはよく意味の分からないものもあったりしました。
でも、今年ロードバイクをはじめて、素人ながら色々とメーカーやフレーム、パーツなどそれなりに知識もついた中でみてみると、またその楽しさが膨らむといった感じでしたね。
『あぁ、これがツールで噂されてたヤツね。』とか『オッ。でたでた、コイツだよ。やべぇチョー回る』てな感じで。
さてさて、本題に入ります。本当は当ブログ管理人3人で行きたかったんですが、MYは仕事で参加できず自分とMTで行ってきました。真のローディなら愛車で会場へとも思いますが如何せんこの寒さと距離、そんな勇気はなく電車を乗り継ぎいざ幕張へ。
昨年のサイクルモードでは通常の入場料よりもちょっと上乗せした金額を払い初日の午前中に優先的に試乗ができるプレミアムタイムなるものがありましたが、今年はやってませんでしたね。まぁそれはそうとして会場に着くなり展示会場へ。
入場ゲートから下る途中に真っ先に見えてきたのがコルナゴのブースです。さすが人気メーカーでもあり多くの方が足を止めています。そんな中いっぱい人がいるなと思ったらコルナゴのステージ上でなにやら見たことある方がトークしてます。
あれって新城選手じゃね?と思ったらそうでした。今年のツールで敢闘賞獲得した新城選手じゃないですか。
ツール出場、完走もさることもさることながら、見事な逃げで敢闘賞獲得本当に素晴らしい限りです。
ステージのトークも終わり早速コルナゴのバイクを拝見。
まずはC59から
やっぱりこれにはBORA ULTRA TWOですね。ブラックにゴールドも映えています。
続いてこちら
TEAMモデルのC59で新城選手仕様となっております。
結構コンパクトなサイズ感なんですよこれが。
コルナゴブースを後にして
続いては今年の大本命、ピナレロのブースへ。
でたーっ!!
今年のユーロバイクでもやってました。PINAYELLOW!!
完全に調子に乗ってます。でもいいんです。ツールで優勝したんですから。これくらい調子に乗ってもいいんです。乗れるときに乗っておくんです。自分もピナレロユーザーですからこのくらい派手にやってもらうのが本望です。Wiggins選手おめでとう!!そしてteamSKYもおめでとう!!
まずは記念の一枚。
んでもって後ろからも
ホイールのmostのネコ目も光ってますね。
自分としてはツール優勝記念のカラーの中ではこいつが一番でした。
んでもってTTでの話題を集めた。こいつもありましたね。
GRAAL carbonです。
もう自転車の領域をこえてます。もはや新種の軍事兵器です。こんなが多摩サイ走ってたら一瞬でやられちゃいます。ダウンチューブのとこなんか、のこぎりみたいにカラーリングされてますから。
いやはや圧倒されちゃいましたよ。
そんななかロード以外でもピナレロでは気になっていた。DOGMA XC 9.9もありました。
シートステーが完全に左右でわかれていて、ピナレロの左右非対称が見事に再現されています。
近未来を感じつつもピナレロではこんなほっとするバイクももちろんあります
クラシックなクロモリもいいですね。後ろ三角はちゃんとメッキで仕上げていてまさにクラシックといった佇まいです。
でもちょっと横を見ると
ジャーン!!
またもや戦闘機みたいなトラックレーサー:MAAT carbonなんかもあったりしてなかなかドキドキさせてくれるピナレロブースでした。
そして今回も気になるメーカーLooKのブースへ。
いやぁLookカッコいいです。
まずはこれ。695!!
実際のところモンドリアンカラーってどうなの?って思ってましたけど、実物かっこいいです。ちなみにこの695には国旗カラーもありまして、各国の国旗のカラーリングでのカラー展開があります。
ちなみに日本カラーがこれ。
配色センスいいっす。ブースにはほかにも695の別カラーが出ていましたけど、どれもカッコ良かったですね。
それとLookでは気になるモデルがもうひとつ
675です。
でたー!!
もうこれはカブトムシです。
トップチューブからそのまままっすぐに伸びたステムはまさにツノ。
潔さの何物でもないです。
これでピアノ調の光沢をまとったらもうそれこそ甲虫まちがいなしの存在感です。
いつかはLooKでヒルクライムを経験したいものです。
ではここまでフレームが続いていたので、ホイールへ。
まずはカンパニョーロです。
もうおなじみのSHAMAL ULTRAです。
G3スポークはもう説明の必要はなくかっこいいです。
そうそうカンパといえば、エアロクランクもありました。
これはもうエイかカブトガニです。
<参考資料>
それとホイールといえばもうそれはドーピングであるとの噂もあったりなかったりの
Light Weight!!
これ金のなる木ならぬ。Light Weightのなる木でした。
ディスクホイールよ。オイッ!!
んでもってオーバーマイヤー!!!
尋常じゃないです。このLight Weightのなる木1本で自動車買えちゃいます。ヒーッ!!
またまたホイールからフレームへ。
ブリジストンアンカー。
つるんとしていて塗装も本当にきれいに仕上げてあります。精巧な日本の技術に脱帽です。
んでもって昨年も気になっていたCervelo。
ここはもうエアロフレームバリバリですね。
これなんかは横からはこうなんですけど、
後ろから見ると
こんなんです。もうペラッペラ。日本刀か太刀魚かってくらいに研ぎ澄まされてます。でもちゃんと剛性を出さなきゃいけないBB周辺なんかはもうこれでもかっていうくらいにモリモリになってます。後ろからの写真だとチェーンステーからBB周辺にかけてはしっかりとモリっと膨らんでいることろがわかるかと思います。
Cerveloはこのあと試乗もしてみたんですけど、しっかりと硬いフレームでしたね。気になるメーカーの一つです。
それと忘れてならないのがこのモデル。R5CR。
2012ジロのマリアローザカラーです。サーベロの中でも正統派の自転車の形状ではあるんですけどカーボンでできた細ーいシートステーにセンスを感じます。
そしてそして、国産のハンドメイドフレームへ
CHERUBIM!!
いやぁいつみても美しい限りです。これこそ芸術ですね。クラシックでありモダンであり先進的。どの時代にあってもその美しさが光るような感じがします。
今野さんご本人もいらっしゃいました。
こんなのもありました。いちど何かの動画で見た記憶があったんですが、木製のバイク。
SANOMAGIC。
これマホガニーでできた木製の自転車です。
木目が本当に美しい。木製でありながらもレースにも対応するという強さも持っています。ヒルクライムレースへの参戦もありここでもまた日本の技術に脱帽でした。
そしてそして日本が誇るShimanoのブース。
去年は電動Ultegra Di2でしたが、今年は何を隠そうDURA9000押しでした。試乗の列も途切れることはなかったですね。
自分も試乗しましたが、やはりここは日本のShimano。ビシバシ、ギアが決まります。トルクをかけたギア変速も問題なく、レバーから伝わる指令に狂いもなくディレイラーが動き、まるで指揮官の命令に忠実に従う兵隊がごとくギアチェンジしていきます。ブレーキ制動もピカイチでしたね。
とまぁ色々とみてきた感じでしたが、ここまではロードバイクを中心に紹介しましたが
中にはもちろんあのトライアングルの形状で有名なこんなの
とか、機能とデザインの融合のこんなの
とか、東京タワーみたいなこんなの
とか、こんな人まで
色々とみるものがあって楽しめました。
途中に食事休憩も入れ、かれこれ5時間弱滞在し自転車に浸った日となりました。
自転車と一部のホイールを中心にアップしていますが、もちろんこれはサイクルモードのごくごく一部でしかないので自転車に興味がる方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
って言っても今年の開催期間はもうこの週末で終わりなので、また来年までさようならです。
仕方がないことかもしれないですが、サイクルモードの試乗コースは混雑していることや、屋内ということもあって距離が非常に限られます。試乗なんかは各メーカーやお店などが行っている場合がありますから気になる車体があるときは、直接問い合わせてみるのもいいかもしれないですね。
長々とお付き合いありがとうございました。それではまた。
MO
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