なぜ、記事を書いていなかったかって?
それはMYにAMANDAという50万のトレーニングバイクの記事をまとめて書かせていたからというのと、自分のこの武器が届くのを土の中から地上の様子を伺うセミのように待っていたからだよ!
生き方は改めませんけど、改めましてこんにちわ
はい
そんな感じでちょっとあれです
個人的に自慢のような感じになるかもなので
は?こいつしねよと思ってもピアノの鍵盤は叩いても、ネットでたたかないでください
自分の愛用機madonも申し分ないんですけど
なんか鉄ってどうなの?って前にも書いたかもしれないけどそうなんですよ
鉄ほしいなーと
MO氏は通勤用にGIOSのクロモリピスタでトレーニング
MY氏も最近頂き物のよくわからないクロモリで通っている
いいな
クロモリでカーボンに勝とうとしている?
いや、ないでしょ
現行クロモリでボーラやらがっちがっちにカスタムしたとしてもメーカーフラッグシップのカーボンには勝てない
これは、MY氏がCAAD10をSL3と同じくBBをカルト化、プーリーもセラスピ、ゼロコンプをはめたけどやはり同じカスタムスペックのSL3に勝てなかったのでそんな散財はしません!!!
ミミックだとわかっているのに宝箱に手を突っ込む感じだそれ
で、探しに探して行き着いたのがTOMMASINI SUPER PRESTIGE
行き着いたというかヴィンテージで円高もあって安く購入できることを知ったから!
国内だと現行の車体シンテシとかはフレームだけで30万近いんだけど
ヴィンテージを探しまくって完成車で破格で見つけた!!!
しかも、チューブはCOLUMBUS SLX!!!
こ・れ・だ!!!!
自分の中の中二の悪魔が暴れる
おまえはおれのものだと
代理委託して経由して到着という形なので時間がかかる
それはわかっているぞ
問題はヴィンテージだから整備をどうするかということだ
現行のシマノのホローテック2くらいだったら自分でちゃっちゃとやっちゃうんだけど
うーん、大丈夫かな
でも、まぁ安いし通勤用だしそのままでもいいかと安易な脳みそ解釈
おいおい前置きなげーよBON〇Sのアニメかよ
はい、すいません
自転車を海外から買う場合は関税と消費税がかかるのでご注意!
しかし、自転車パーツだと関税はかからないのでパーツを買うのにはいいですね
で、到着して開封
個人だったから梱包も雑なのでは?
とか思ってたらちゃんと自転車用の段ボールで梱包してくれていたのであなたの幸せを祈ります
開封した瞬間にわかった
甘い熟したチェリーのような匂い
これはグリスが古くなってる匂いだ
なので、メンテ必須となりました
もともとできるところまでやろうと思っていたからいいんだけどちょっと手を出すととことんやりたくなるというかおまえをおれの色に染めてやる的なまたもや中二
まずは外すところはバラバラに
ハンドル、ステムフォークを外しみる
うわぁ・・・きたねえ、終電の電車みたいにきたねぇ・・・
このヘッドセットなに?タージマハルみたいなんだけどこれ
というか、もうパーツは発注済です
こいつだ!!!
CHRIS KINGさんのヘッドセット!!
もちろんヴィンテージ用でフォークにねじ切りがしてあるので2ナットタイプです
サイズはヴィンテージでイタリアということでita規格!というか、クリキンさんはita規格しかないです
もしjis規格のフォークにitaを付けたいのならばフォークの下の受けをjis、その他をクリキンさんのパーツを買えば取り付け可能です
この根元の円盤みたいなとこをマイナスドライバーとハンマーで上手く取り外します
この取り外した部分の太さで規格が違うんです
フォークの根元の太さが合わないので(厳密に言うとヘッドの上玉も下玉も2mm合わない)そこだけjisを使うといけます(自己責任で!)
強引にカスタムショップに持って行ってフォークを削ってita規格に変えるという方法もありますけどね・・・
なので、取り付けにはjisの安価なヘッドセットとitaのクリキンの2つが必要です
今回はもともとitaなのでクリキンさんだけでOK!!
ヘッドセットの取り外しは有名なこいつを使いますね
取り外すとこんな感じになります
パイプの中も汚い・・・
なので1mのパイプブラシで脱脂スプレー、研磨液、錆防止スプレー、グリスの工程を行いました
そうだ、到着前にクリキンさんのグリスも交換したんですよ
なんか安く譲ってもらったので中古だったんですよ
鉄のシールドを外して
ゴムのシールドを外してー
あなたの気持ちの鍵も外してー
磨いて素直になってー
グリスの注入にはシリンジにグリスを詰めて注入しました
テフロングリスでもよかったんですけどそれはBBに使って様子をみてみます
で、先ほどのマイナスドライバーで取り外した円盤みたいなやつをクリキンさんので新しく取り付けます
これも有名ですけどホームセンターで大体600円しない30mmの塩ビパイプを買って自分でカットします
それをコラムに通してただ上から叩きこんでおしまい
もちろんグリスはたっぷり塗っておきます
固着がこわいので
つぎにクリキンさんヘッドセットの取り付け
こいつも有名ですけどこんなのを自作します
これもホームセンターで1000円しないで作れます
これをヘッドに通して上下のボルトを締めていけば圧入完了です
このゴムはヘッドに傷がつかないようにと自分でカットして作りましたの
するとこんな感じに!!
ヴィンテージに取り付いた現行最高ヘッドセット
上手くバランスも良い感じです!
神経質なのでKINGのロゴの向きも上下で揃えているという
ちなみにクリキンさんは商品に自信があるのか100年保障とかいう謎保障があります
そして次に購入していたカンパニョーロのスーパーレゲロペダルのメンテナンス
当初は1970年のクロモリカンパペダルを購入しようと思っていたんですけど
重い・・・そしてさすがに1970年だとそれまでのメンテで差があるし値段も高い
夢は世界で一番美しいと言われているカンパのクローチェダウネのを手に入れたい!!
画像検索してみるとため息でます
でもって、比較的安価でアルミの軽量のこれを購入した次第であります!
早速解体
カンパペダルはフロントのギザギザのキャップを外して中の固定ボルトを緩めます
中をみるとこんなに汚い
もちろん全部取り出して脱脂して新しくグリスを注入
芯の棒には磨耗があったけど幸いベアリングの傷もなくてよかった
ここのグリスにはテフロングリスを使用しましたー
左右で磨耗の具合が違ったのでやっぱり利き足やらで違うんだなーと
取り付けは逆にしようか検討中
次にフロントとリアホイールの解体
このホイールはDURA-ACEのハブを使っています
まぁ、ヴィンテージですしカンパのおまけホイールみたいなもんですよ
解体すると、うん、汚いね
スプロケを取り外そうとすると固着してるじゃないですかヤダー
なので脱脂スプレーを直接吹いてから錆取りスプレーで溶かしてから・・・って取れない
ここはトグロ120%で無理やりとりましたで
チェーンやらディレイラーもきったないので分解してドブ漬け(灯油に漬ける)洗浄
クランクのアウターリングもインナーリングも全部分解して洗浄グリスアップ!!
ドブ漬けにはジップロックがよいですよ!
ペットボトルだと入らなかったりチェーンは取り出せなくなりますゆえ
一応破れた時のことを考えて受け皿も忘れずに!
こんなにキレイ!!
他のパーツも大体洗うとこのくらいキレイになりました
灯油も油なので脱脂をしてからグリスアップしないと意味ないです!
お次はとうとうきましたBB!!!
よし、解体!!!
ん?
工具がやはり合わない・・・
工具を購入しようかと思ったけどもうこれからまたヴィンテージを買うつもりもないので今回だけ?のために5000円くらいの工具を買うのもなんだかなぁ~(阿藤快)と思ったので自転車屋に持って行くことにした
某有名チェーン店に持って行くとなんだか使えなさそうな店員が・・・
自分「ここ開けられます?」
店員「はぁ、ここですか?でき・・・ると思いますけど」
自分「あと、このフリーハブもできます?」
店員「たぶん・・・・はい」
自分「じゃあ、お願いします」
で、連絡あって取りに行くと
店員「あ、BBの右は固着していて無理でした。フリーも工具がないので自転車屋さんに持っていった方がいいと思います」
・・・おまえ何言ってんだ正気か?
しかし、全部できなくて無料だったのでゆるした
よし、いいだろう
リアホイールのフリーハブはもう固着していてスパナを使う裏技でも全く動かず
シマノさんはこのフリーハブはあまり解体してほしくないという意図もあるみたいですけど
なので、もう強引にスプレーを注入してやりましたよ!!
で、持ち帰って洗浄(こればっかりだな・・・)
ここはまじで汚かった・・・
見ろよ、排水溝みたいだろ?これ溶けた油なんだぜ?
洗うとこんなにキレイになる
ここにもテフロンのグリスをたっぷりと塗ります
キレイになると本当に匂いがしなくなる
で、取れなかった右側をどうしたもんかと思っていると左側から取れた・・・
あいつふざけんなよと思ったけどいいのやさしいから
その間にシートポストを取り外してシートチューブの中もヘッドと同じようにブラシをツッコンでゴシゴシ洗います
汚れはBB下の穴から流れ出てくるので爽快でしたよ
シートポストもDURA-ACEのクロモリだったので研磨してピカピカー!(電撃使う黄色い化け物)
今回、ヴィンテージってことでシートもヴィンテージを取り付けよう!と購入したのがこれ
サンマルコのロールサドル
おかしい、3つもきた
それなりにダメージがあるので洗ってから今回は黄色を選んだ
ハンドルはチネリの1970年のmod!
この刻印がかっこいい!
今はもうロゴだけでちょっと好みじゃなくて・・・
今回はホイールのフレとりもやりましたでー
びきびき変わっていくのがすごくおもしろかった!
あとは、細かいパーツのフロントディレイラーやらブレーキ部位を脱脂洗浄、オイルアップ
大体8割完成!!!
早めの祝杯!!!!??
おいおい、なんでシャンパンなんだよって思った人の説明はこれです!!
このフォークのコラム下に穴があるでしょう?
この穴をコルク栓で塞ぐのがなんだか伝統?らしいですので
このコルク栓を削ります
コラム内にブレーキ固定の芯があるのでなんだか歯みたいな形に・・・
しかし上手くはまるときもちいいいいいーーーっ!!!!
やっとここまできた!!!
残るは今、発注しているTOMMASINI純正のイエローハンドルバーテープとエンドキャップ
ロードエンドのアジャスターの作成(もう古すぎて売ってない)
この二つでおわり!!
そうそう、結構細かい傷があったり塗装が剥げていたのでオートバックスでイタリアンレッドというカラーの筆マーカーと錆防止の下地筆マーカーを購入して塗ったんですけど
これがなかなかイイ具合に混ざってパッと見わからないと思います
もちろんペーパーでムラを削って上からクリア保護をスプレーしてあります
最初は皆がやってるグレーのサフスプレーにしようかと思ったんですけど、そこまで大きい塗装するわけじゃないし、錆防止の筆マーカーの方が威力があるのと色の重ね塗りも可能だと聞いてこっちにしました
塗料を塗るときは必ず余分な油をシンナーなどで徹底的に落としてから塗ります
いやー上手くいってよかったーー
COLUMBUS SLXのデカールも剥がれかかっていたので一度全部剥がして新しくデカールも購入して届いてますw
というか、この車体の傷を見てビックリしたんだけど
これさ、パイプにサフ、全てにメッキ加工、その上に下地、上塗り、そしてクリア保護っていうちょっと塗りすぎ?って感じで作られてるものなのね・・・
1970年の物だから当時だったらそーとー高いんじゃないの
今は軽さを求めて塗料も5gでやるとかあたまおかしい感じになってるけど
こんなに長い時間もってるってことはやっぱり職人の技術とか長年使えるってことで証明されているんだろうなー
高いけど長く使えますって最初のオーナーは説明受けていたんだと思う
なので、またここから長く使えるよう大切にしていくしかないなーー
それにしてもメンテはおもしろい
自分で作り上げていく感じがたまらなくイイ
サンクス!!!!
0 件のコメント:
コメントを投稿