2014年11月21日金曜日

手組みホイールと完組ホイールに悩む日々・・・~ストレートプルとJベンドスポークの違い~

ども

もう寒いですね

そんなときは色々とメンテナンスの事や最新の自転車事情などを調べることが捗ります

最近、うちのMYが手組みでアルミホイールを購入したんですが



理由が手組みでレーゼロの硬さを超えることができるのかが知りたかったと

わからなくもない!!

アルミホイールの手組みで剛性を出すためにリムハイトもちょっと高めの35mm

重量的に重くなるからかリム幅は細くなっているらしい(一応タイヤ部分は23?)

スポーク本数もエアロ無視の円柱スポークでリア34本?だったかな

で、組み方はフロントは剛性的にそこまで必要ではないので、ラジアル組
スポークも短くなるし本数も少なくなるから軽さも出る

だけど、実際にはスポークの重さはそこまで関係なくて、外周(リム)の重さが重要なんだよね

完組みでアルミの外周の軽さのホイールでいったらDAのC24一択らしい

リアは両サイド2クロス

スポークの頭出しは外出しの方が横剛性が上がるので、フロントは内側、リアは外出し

振れが取れなくなるからと結線(ゾルダリング)はなし

その後、釣具のPE線で結線するだけでも剛性は変わることを本人に説明したけどやるのかどうなのか・・・w



結線をすると大型フランジと同じくらいの影響になるとか言うから気になりますよね



その分、結線されてるところのスポークの磨耗で折れる可能性もあるけど、細かくメンテをするならいいですよね

鉄線(ワイヤリング)とハンダで結線するとフレが取れなくなるらしいけど、そこそこできるらしいから問題はなさそうでもある

あと、何かの衝撃や車体の接触とかでスポークが折れた場合、結線してた方がスポークがいきなりグシャグシャになることはないらしい
安全面にも長けているのか

他にも色々レーゼロに近づける方法はあると思うけども

結果、やっぱレーゼロは硬くて進むということらしい

で、自分は兼ねてからストレートプルとJベンドタイプの違いが気になっていた



Jベンドタイプで破断する人が結構いるのも知っていたので(重量級の人が多い)変わるのかなと

折れる部分はもちろん折れ曲がってる頭らへんのところ
負荷がかかるからそりゃそーか

調べてみると、Jベンドは組み方の汎用性が上がるが、剛性と寿命的にストレートには劣るらしい

ストレートは逆に組み上げたときの剛性は強く寿命も長い、だけど組み方はほぼ1通り(ハブに決められる)

なるほど

言われてみればそうだわ

現在、カンパはほとんどがストレートプルのスポークだ

レーゼロに言えば、リアなんてフランジを大きくした上でのストレートだもんね



そりゃあ、スポークも短いし硬いわけだ

レーゼロは2:1として、D側に剛性をもたせるやり方をしているけど、実際ND側もクロスにしたほうが乗り心地は良いという人もいるし、自分もクロス賛成派です

ND側をクロスにしないラジアルにすると、スポーク本数や長さが削れて軽くはなるけど横剛性が足りないって言う
実際、D側に動力が上手く伝わればND側は別にバランスだけでいいという派、とそうじゃない派

うーん・・・

そこの部分をマヴィックはトラコンプなわけね



いやー本当考えてんなぁ

手組みで同じようにストレート対応の大型フランジのハブが手に入ればいいけど(DTハブ)Jベンドのクロスで対抗って感じなのかな



しかも、2クロス、3クロスと剛性を上げることも可能か・・・

スポークの組み方でディスクホイールのような1枚板の感覚になれるならいいよなぁ

レーゼロは後ろからみるとおちょこオフセットがすごかった

がっつりD側に寄ってて、力をビンビン直結すんぞ!!っていう感じ

キシリウムが走りなんだけどね


ND側にスポークが飛び出てる

ゾンダだとG3組で左右均等だから後ろからみると、提灯みたいな感じ・・・

乗ったときに左右に均等にフワフワ膨らむような構造なのかと思った

乗り心地のよさはそこなのかな?

それにしてもカンパは住み分けがすごいな

しかし、レーゼロを11速にしたのはいいものの

最近の11速ハブやらで10速より約2mmくらいのオフセットが生じていることに対して、リム自体で対応しているのはシマノとDTのリムくらい?

他のメーカーはそのままの中心ラウンド

自分のCC40Tとかみると結構スポークホールめいっぱい傾いてるよ…



手組みでやる場合はオフセットのリムが手に入るのかどうなのかが鍵っぽい

スポークも種類ありすぎるし、たとえ一つ一つのパーツを最高級の物を選んだとしても
組み方一つで完組のミドルくらいにしかならない場合もあるし

逆のパターンもある

コスパ的にも見比べながらじゃないとだめってことなんでしょうね

要するに、セールでゾンダが3万ちょっとで買えた時に、手組みでゾンダクラスにするにはどれくらいの値段が必要かということ…(RS21のコスパがやばいとの噂…)

キンリンとかのクソ軽いリムに、ペラペラのサピムにDTの軽いハブとかで1200g台を切ることはできると思うけど…

なので、今手組みで完組に対抗するとしたら

やはり、カーボン手組み時代!!!!!

中華の他に台湾で精度が高いリムを買って手組みするのがベストな気がする!!

これにはメーカーは値段で絶対勝てないはず

というか、メーカーなんて台湾とか中華にOEMとして受注してるんだから、コリマとか独自にやってるところを除いたらそこまで大差はないはず

失敗したくない、というか事故りたくない人はなるべくリムハイトが高い剛性があるのを買った方が安心かもしれないですね

もちろん、同じ中華でもちゃんと目利きをする必要があるので即決はしないで色々問い合わせたりして時間をかけるほうがいいですね

いやー、値段が上がる前にやることやった方がいいかもしれない!!

それでは、健康で安全に